ここは廻の個人ホームページ(ブログ)です。
取り扱っている作品は、鬼畜眼鏡(主に御克)・銀魂(主に沖神)・鋼錬(主にロイアイ)・純情ロマンチカ(テロ)・ダーリンは芸能人です。
鬼畜眼鏡・テロ中心に活動しています。
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鬼畜眼鏡をプレイした事のない、管理人の第2弾の小説です。(まだ1つ目も完結してないのに。。。藁
前作よりはうってかわって甘めです。
御堂さんのこと好きだなぁって感じの克哉に、それを愛おしく思う御堂さん。
みたいな?
続き、もしくは下に下がってお読みください。
「落花流水の情」
眼…
唇…
手…
胸…
孝典さん…
静まりかえる部屋では克哉の聴こえるか聴こえないかの小さな声も十分響いていた。
夜明け間近と言っても、まだ暗い時間に起きた克哉。
珍しく早く起きた克哉は目が冴えてしまって再度眠れることもなく、まだ隣で静かに眠る御堂を眺めていた。
御堂にずっと見惚れていた克哉は昨日の行為を思いだし、急に頬が紅くなる。
寝ている御堂に見られていないにせよ恥ずかしくなった克哉は御堂に背を向けるように向きを変える。
頬に籠った熱を冷まそうと、手で顔を扇ぐような動作をしていると、急にに後ろから抱き込まれた。
誰…と言わなくとも、
この部屋にいるのは、
一緒のベッドに寝ているのは、
自分の隣にいるのは、
御堂しかいない。
克哉は幸せに目眩がするくらいわかっている。
「みど…う…さん?」
克哉が首を後ろに捻りながらいう。
「どうした、克哉?」
耳元で優しく囁かれる。耳にかかる吐息に身も震える。
何も答えない克哉に御堂は再び聞いた。
「克哉急に後ろを向いてどうした?」
「いえ、ただ…」
「ただ…?」
御堂はなおも優しく囁く。
「ただ…ちょっと…」
昨日のことを思いだして……
などと、言えるわけもなく、次の言葉に詰まる。
ククッ
自分の後ろで喉を鳴らして笑っている御堂に克哉は気付く。
「みど……さん?」
克哉はまた後ろに首を捻りながら言った。
けれど、更に強く抱き締められる。
「では、違う質問をしよう。」
克哉はキョトンとして、つい「はい?」と答えてしまった。
「眼とか唇とか、私とか言っていたが、それは何だ?呪文か?」
御堂は目を細め笑いながらいう。
克哉はさらにキョトンとし、質問を頭の中で繰り返した。
言ったことを理解し、急に克哉の顔は紅くなる。
抱き締められていた体勢から180℃向きを変える。
「きっ……聞いてたんですか!!」
「あぁ」
克哉の恥ずかしがる顔を見て、御堂は楽しそうに笑う。
笑う御堂に更に顔を紅らめる克哉は、恥ずかしさからまた体勢を先程のように戻そうとしたが、御堂がそれを許さなかった。
「克哉、質問してるんだ答えなさい。」
御堂にそう言われると、しかもあの目に見据えられて言われると克哉は答えざるを得なくなる。
「それは…そ、その…みど…ぅさんの………とこを…」
恥ずかしそうに消え入りそうな声でいう。
「私の…なんだ?」
「だから…その…御堂さんの……」
「ん?」
「み、御堂さんの好きなとこを考えていたら、つい言葉に出してたんです!!」
克哉は言い切ると顔を伏せる。
御堂はそんな克哉を愛しく思い、さらに深く抱き包む。
抱きしめられている克哉はちょうど御堂の心音が聞こえる位置に顔がある。
規則正しく動くそれに克哉は安心し愛しさを覚え、思わず笑みが零れる。
「オレ、孝典さんがその眼でオレを見てくれることが嬉しいんです。」
「その唇で名前を呼んでくれたり、キスをしてもらえることが嬉しいんです。」
「その手で温かい手で触ってもらえることが嬉しいんです。」
「その胸で抱き締められると孝典さんの温かさが
伝わり近くにいるんだなっておもって嬉しくなるんです。」
「でも、これを全部思うと孝典さん自身なんだなって。孝典さんの一つ一つが全部好きだけど、やっぱそれは孝典さんだからって思って。ハハなんかおかし……!?」
克哉が話してる時に、御堂はさらに抱きしめる。
何事かと思い、御堂の顔を見ようとするが、それをさせないように克哉を自らの胸へと押し寄せる。
「克哉、私も君の全てを・・・・・・・」
克哉にしか聞こえない声で囁き、
克哉を離すと御堂は克哉の唇に自身のそれを宛がえた。
**************************
御克小説第2弾どうでしたでしょうか?
シリアスが好き!!だけどラブラブ甘甘な2人がとても好きですww
ご意見ご感想などいただけたら嬉しいです。
唇…
手…
胸…
孝典さん…
静まりかえる部屋では克哉の聴こえるか聴こえないかの小さな声も十分響いていた。
夜明け間近と言っても、まだ暗い時間に起きた克哉。
珍しく早く起きた克哉は目が冴えてしまって再度眠れることもなく、まだ隣で静かに眠る御堂を眺めていた。
御堂にずっと見惚れていた克哉は昨日の行為を思いだし、急に頬が紅くなる。
寝ている御堂に見られていないにせよ恥ずかしくなった克哉は御堂に背を向けるように向きを変える。
頬に籠った熱を冷まそうと、手で顔を扇ぐような動作をしていると、急にに後ろから抱き込まれた。
誰…と言わなくとも、
この部屋にいるのは、
一緒のベッドに寝ているのは、
自分の隣にいるのは、
御堂しかいない。
克哉は幸せに目眩がするくらいわかっている。
「みど…う…さん?」
克哉が首を後ろに捻りながらいう。
「どうした、克哉?」
耳元で優しく囁かれる。耳にかかる吐息に身も震える。
何も答えない克哉に御堂は再び聞いた。
「克哉急に後ろを向いてどうした?」
「いえ、ただ…」
「ただ…?」
御堂はなおも優しく囁く。
「ただ…ちょっと…」
昨日のことを思いだして……
などと、言えるわけもなく、次の言葉に詰まる。
ククッ
自分の後ろで喉を鳴らして笑っている御堂に克哉は気付く。
「みど……さん?」
克哉はまた後ろに首を捻りながら言った。
けれど、更に強く抱き締められる。
「では、違う質問をしよう。」
克哉はキョトンとして、つい「はい?」と答えてしまった。
「眼とか唇とか、私とか言っていたが、それは何だ?呪文か?」
御堂は目を細め笑いながらいう。
克哉はさらにキョトンとし、質問を頭の中で繰り返した。
言ったことを理解し、急に克哉の顔は紅くなる。
抱き締められていた体勢から180℃向きを変える。
「きっ……聞いてたんですか!!」
「あぁ」
克哉の恥ずかしがる顔を見て、御堂は楽しそうに笑う。
笑う御堂に更に顔を紅らめる克哉は、恥ずかしさからまた体勢を先程のように戻そうとしたが、御堂がそれを許さなかった。
「克哉、質問してるんだ答えなさい。」
御堂にそう言われると、しかもあの目に見据えられて言われると克哉は答えざるを得なくなる。
「それは…そ、その…みど…ぅさんの………とこを…」
恥ずかしそうに消え入りそうな声でいう。
「私の…なんだ?」
「だから…その…御堂さんの……」
「ん?」
「み、御堂さんの好きなとこを考えていたら、つい言葉に出してたんです!!」
克哉は言い切ると顔を伏せる。
御堂はそんな克哉を愛しく思い、さらに深く抱き包む。
抱きしめられている克哉はちょうど御堂の心音が聞こえる位置に顔がある。
規則正しく動くそれに克哉は安心し愛しさを覚え、思わず笑みが零れる。
「オレ、孝典さんがその眼でオレを見てくれることが嬉しいんです。」
「その唇で名前を呼んでくれたり、キスをしてもらえることが嬉しいんです。」
「その手で温かい手で触ってもらえることが嬉しいんです。」
「その胸で抱き締められると孝典さんの温かさが
伝わり近くにいるんだなっておもって嬉しくなるんです。」
「でも、これを全部思うと孝典さん自身なんだなって。孝典さんの一つ一つが全部好きだけど、やっぱそれは孝典さんだからって思って。ハハなんかおかし……!?」
克哉が話してる時に、御堂はさらに抱きしめる。
何事かと思い、御堂の顔を見ようとするが、それをさせないように克哉を自らの胸へと押し寄せる。
「克哉、私も君の全てを・・・・・・・」
克哉にしか聞こえない声で囁き、
克哉を離すと御堂は克哉の唇に自身のそれを宛がえた。
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御克小説第2弾どうでしたでしょうか?
シリアスが好き!!だけどラブラブ甘甘な2人がとても好きですww
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(拍手設置が上手くできなくてこんなになりました。。。笑)
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