ここは廻の個人ホームページ(ブログ)です。
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鬼畜眼鏡・テロ中心に活動しています。
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小説第3弾!!
(1作目を完結させてないという。。。藁)
御堂・克哉のシリアス(予定)の話になります。
克哉がいなくなり、御堂はある一人の青年と出会う。
そして、2人の関係は・・・
その青年とは・・・
オリジナルの女性がちょこっとでてきます。
長編になる予定です。
では、続きもしくは下に下がって読んでください。
克哉がいなくなり1年がたった。
会社ではあの克哉が連絡もなしに休み続けていたことに、最初はざわついてはいたものの1年もたつと誰も克哉のことを話題にすることはなくなった。
御堂はあれから毎日、1年間ずっと克哉を探していた。
残業のある日でさえ、日付が変わろうとも1日も欠かさず探し求めた。
その日も市街地へ克哉を探しにでていた。
あの克哉が自分に一言もなしに消えるなどあるはずがない。
なにか理由があるにせよ1年も帰ってこないなんて……
もしかしたら、克哉はもう……
御堂はそんな考えはしたくないと頭をふり前を見据え再び探し始めた。
また今日も彼は見つからない。
この辺りにはいないのだろうか、自宅への帰路にたったとき、遠くに見覚えのある後ろ姿が映る。
幾度となく、彼に似た姿をした人に声をかけたことだろう。
その殆んどが、いや全てが彼ではなかった。
声をかけ振り向く姿は全て違い御堂が望んだ結果には至らない。
今日もそうだろうか。
声をかけ彼ではないという結果だったら。
彼ではない、彼はいないという事実に哀しみが増える。
御堂はいつしか克哉に似た人に声をかけるということに、恐怖していた。
それでも、克哉だったらという一縷の望みを消すことができない。
そう思いながら、その背を見つめる。
でも、御堂には違和感があった。
今までも幾度となく声をかけたが、声をかける一瞬前に彼ではないと思うことが多かった。
しかし今見つめる彼の背は迷いもなく、克哉ではないと思える確信もない。
やっと彼を見つけたのか。
その背から目を離すことなく、近づく。
近づこうとする足はしだいに速くなり、気付いたら走っていた。
もぅ、長いこと呼ぶことのなかった愛しい君の名前を呼ぶことはできるだろうか。
振り向いて私の名前を呼んでくれるだろうか。
私に微笑んでくれるだろうか。
そうしたら、もう絶対に君を放さない。
「克哉っ!!」
名前を呼ぶと同時に肩を捕まえた。
その反射で振り向いた彼を見て、御堂は目を見開いた。
そこには御堂が幾度となく待ち望んだ彼の姿があった。
克哉が今自分の目の前にいる。
ずっと…ずっと…ずっとずっとずっと、会いたかった克哉がいた。
声をかけた御堂が黙っていると彼は先に口を開いた。
その言葉に御堂は絶句する。
「破れ鍋に綴じ蓋」③へ
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「破れ鍋に綴じ蓋」②いかがでしたでしょうか。
今回は御堂さんしかでてきませんでしたね。笑
しかも「克哉」としか喋ってないし。。。
今回のコンセプトがわかったかたがいたでしょうか?
自分でもあやふやです(´д`)
ご意見ご感想などあったらうれしいです。
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(拍手設置が上手くできなくてこんなになりました。。。笑)
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