ここは廻の個人ホームページ(ブログ)です。
取り扱っている作品は、鬼畜眼鏡(主に御克)・銀魂(主に沖神)・鋼錬(主にロイアイ)・純情ロマンチカ(テロ)・ダーリンは芸能人です。
鬼畜眼鏡・テロ中心に活動しています。
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「声涙、倶に下る ②」の続きです。
まず初めに言っておきます。
わたくし、廻は「鬼畜眼鏡」をプレイしたことがありません。(持ってません)
ニコニコ動画でハマリ(特に御克)、小説まで書いてしまうハマりようです。
ぁ、でも御克の小説は読みました。
今回この小説を書いたのは、ニコ動で見た、鬼畜眼鏡OPフルに出てくる幼き日の克哉が気になり、あちこちのサイト様をめぐり、「え?克哉にそんな過去が?」的な衝撃を受け、また妄想したら止まらなくなり書いちゃいました。
なので、ゲームをプレイしたことがあるかた、内容がちがっても目隠ししてくださいm(..)m
では、続きからお読みください。
もしくは下へお下がりください。
まず初めに言っておきます。
わたくし、廻は「鬼畜眼鏡」をプレイしたことがありません。(持ってません)
ニコニコ動画でハマリ(特に御克)、小説まで書いてしまうハマりようです。
ぁ、でも御克の小説は読みました。
今回この小説を書いたのは、ニコ動で見た、鬼畜眼鏡OPフルに出てくる幼き日の克哉が気になり、あちこちのサイト様をめぐり、「え?克哉にそんな過去が?」的な衝撃を受け、また妄想したら止まらなくなり書いちゃいました。
なので、ゲームをプレイしたことがあるかた、内容がちがっても目隠ししてくださいm(..)m
では、続きからお読みください。
もしくは下へお下がりください。
「声涙、具に下る」③
― 同日12時頃 ―
(克哉はそろそろ取引先との商談が終わる頃か?)
御堂は執務室で仕事をしながらも、いつもより時計を気にしていた。
「……あと半日、か……」
Trrr
御堂しかいない執務室で電話が鳴り響く。
一瞬克哉かとも思ったが、御堂はいつも通りの口調で電話に出た。
相手は克哉ではなく、克哉が出向いた取引先の相手からだった。
内容は、快い取引ができたとの事だった。
御堂は優秀な自分の部下が誉められた嬉しさもあったが、取引が終わり克哉が戻ってくることが嬉しかった。
いつもなら、今日ほど嬉しいということはないが、今日は特別だった。
「朝、言えなかったしな、あと半日だ。克哉は驚くだろうな。」
普段、仕事場で笑うことのなかった御堂だが、克哉の事を思い出し、つい顔が緩んでしまった。
だが12時半過ぎを回っても、休憩時間の終わりが近づいても克哉の帰る気配はなかった。
休憩時間が終わり、克哉が戻って来たときには、御堂は不機嫌になっていた。
― 同日午後8時 ―
「どうして私はあんな浅はかな言葉を言ったんだ!」
御堂は今日克哉に言った言葉を思い出し、自分に腹が立ち、運転中のハンドルを叩いた。
(克哉が本多といると……他の男といると苛立ちを覚える。いや…男でなくても、誰かと2人でいると考えると……)
「クソッ私はどうしてしまったんだ!!」
御堂は整っていた前髪をかきむしる。
早く克哉に謝りたい、早く克哉を抱き締めたい、その想いが克哉に会えない時間御堂の心に積もっていた。御堂はいつもより車を飛ばして自宅に帰る。
御堂は玄関先まで行き急いでいた御堂の手がドアノブまで伸びた所で動きが止まった。
(克哉はいるのだろうか?いくら今は一緒に住んでるからと行っても、彼のアパートはそのままだ…
もしかしたら此処にはいないかもしれない。
あんなに酷い言葉を言ったんだ、いなくて当たり前……か。)
御堂は、カードキーを通すとゆっくりと部屋に入った。
克哉がいないだろうと諦めていた御堂は、玄関に見慣れた靴があることに驚いた。
御堂は靴も適当に脱ぐと急いで、彼がいるだろうリビングに向かった。
「克哉っ!!」
御堂は息を切らし叫ぶ。
「……御堂さん…?」
「かつッ……」
御堂はもう一度こちらに振り向こうとする彼に名前を呼ぼうとしたが、彼を見て言葉の続きが出て来なかった。
「お久しぶりです、御堂さん。」
そこには以前1度だけ見たことのある、眼鏡をかけた克哉がいた。
「声涙、倶に下る」④へ
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あと、2・3話で完結の予定。。。
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(拍手設置が上手くできなくてこんなになりました。。。笑)
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