ここは廻の個人ホームページ(ブログ)です。
取り扱っている作品は、鬼畜眼鏡(主に御克)・銀魂(主に沖神)・鋼錬(主にロイアイ)・純情ロマンチカ(テロ)・ダーリンは芸能人です。
鬼畜眼鏡・テロ中心に活動しています。
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「乱鴉物語」
御堂×克哉のパラレル系の話です。
時代?地理?そんなの深く考えていません!!
テキトーです。でもとりあえず昔風です。
今回は先に言っておきますが、克哉さんはまた名前が話中で変わっています。笑
名前は「夜烏華(ようか)」です。御堂さんは名前は変わっていません。
2人の年齢は変わっています。
克哉さんは16・7歳で、御堂さんは23・4歳です。(予定)
では、続きもしくは下に下がってください。
逃げたい……
ここから逃げたい……
誰か、助けて。
「乱鴉物語」
明治××年。
市場には様々な店が並んでいて行き交う人々も多く、いさかいも起こることが多い。
町には異国との交流で僅かながら洋風の雰囲気が漂っていて、服装もまだ着物を来ている者が多いが上流階級の者たちは洋服を来ている。
そんな、和と洋が混ざったこの町も活気があり昼間は賑やかになっている。
洋服を着て歩いていると目立つもので、町の人からは違う存在のように見られたり、お金があるからと盗難にあったりすれのは日常茶飯事になっていた。
今町をあるいてるこの男、御堂孝典も被害者の一人だったりする。
御堂は普段から体を鍛えてるため、強盗にあっても逆にのしてしまうためどちらが被害者かわからないくらいだった。
ドンッ
「おっと……」
後ろから誰かにぶつかられて御堂はバランスを崩したが、なんとか持ちこたえた。
ぶつかった張本人はそのまま逃げようとしたので、御堂は咄嗟にそいつの腕を掴んだ。
今度は強盗の次はスリかと、ぶつかってきたやつの顔をみるとまだ16歳そこそこくらいの少年だった。
「…こども?」
「離せよっ、おっさん!!俺はガキじゃねぇ」
「おっさ………君、ぶつかってきたんだから謝りなさい。それと盗んだものを返しなさい。」
おっさんという言葉に傷ついたものの、取り乱さず冷静に言った。
「俺はなんも盗んでないよ!ってか早く離せ!!あいつらが来ちまうだろ!」
少年は切羽詰まったように声をあらげていう。
「いたぞー!あそこだ!!」
遠くからこちらに向かって走ってくる男が数人いる。少年は御堂の腕を振り払おうとして思いっきり腕を引っ張ると、それにバランスを崩した御堂が少年の方に倒れ込んできた。
「いっ…て……おっさん、なんで倒れてくんだよ!!」
「おっさんじゃない、御堂だ!!君が急に引っ張るから悪いんだろ!!」
「もう逃げられないぞ」
倒れ込んだまま言い争いをしていると少年を追いかけてきた男達が囲うように立っていた。
なんとかその場に立ち直す。
だが間髪入れずに男達は殴りかかってきた。
そのどれもが少年ではなく御堂の方にきた。何故自分が狙われるかわからないが、抵抗しなくてはやられるだけ。
いつもの強盗を相手にするかのように、御堂も相手を制していく。
ちょっとやそっとではやられてくれそうもない相手で、御堂は半ば呆れていた。
何故自分が狙われなくてはいけないのか、何故少年はこいつらに追いかけられているのか。
とりあえず、理由は後で聞こうと、手っ取り早く男達を倒すことにした。
御堂が本気をだせばわけなくほどなくして男達は逃げ、その場には御堂と少年の2人になった。
「おっさん、強いんだな。」
「おっ…………まったく君は…」
御堂は本気で感動している少年を見て気持ちが和らぎ笑みを溢した。
「君はどうしてあいつらに追いかけられていたんだ?」
御堂が尋ねると、少年はじっと御堂の顔を見ている。
「な…何だ?」
少年はなおも見続け、何かを悟ったのか口を開いた。
「御堂さんお礼をしたいので、もし良かったら今晩、鴉牙町の雅桜にきてください。そこで夜烏華と言えばわかりますから。」
少年は急に口調を変えて言った。
「待て、鴉牙町って……」
御堂がそういうと、すでに少年は目の前から消えていた。
「乱鴉物語」②へ続く
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「乱鴉物語」いかがでしたでしょうか?
久々、小説更新できました。。。
ホントはもっと早くアップするつもりがパソコンの調子が悪くて
なんもできませんでした。。。
この小説の方向性もわかりません。。。笑
意見ご感想などあったらうれしいです。
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(拍手設置が上手くできなくてこんなになりました。。。笑)
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