ここは廻の個人ホームページ(ブログ)です。
取り扱っている作品は、鬼畜眼鏡(主に御克)・銀魂(主に沖神)・鋼錬(主にロイアイ)・純情ロマンチカ(テロ)・ダーリンは芸能人です。
鬼畜眼鏡・テロ中心に活動しています。
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小説第3弾!!
御堂・克哉のシリアス(予定)の話になります。
克哉がいなくなり、御堂はある一人の青年と出会う。
そして、2人の関係は・・・
その青年とは・・・
オリジナルの女性がちょこっとでてきます。
長編になる予定です。
では、続きもしくは下に下がって読んでください。
御堂・克哉のシリアス(予定)の話になります。
克哉がいなくなり、御堂はある一人の青年と出会う。
そして、2人の関係は・・・
その青年とは・・・
オリジナルの女性がちょこっとでてきます。
長編になる予定です。
では、続きもしくは下に下がって読んでください。
あれから、俺達は何度も…何度も…お互い何かを欲するかのように抱き合った。
それはきっと2人とも違うものを求めていたに違いない。
御堂さんは克哉さんを…
俺は御堂さんの心を…
初めての夜の朝は恥ずかしさもあり、御堂さんの顔を見れない俺はふせっていると、優しく頭を撫でてくれた。
嬉しかった。
その優しさは、今は俺だけのものと思っていいですか?
智は何度このホテルに来ただろう。
最初は不安に包まれながら、2回目は嬉しさに包まれながら。
でも次第に嬉しさの中に不安もいだいていた。
ここで会っては、互いを貪るように抱き合う。
今日もそうだろう。
不安があっても御堂に会えることで、それはいつの間にか消えていた。
今日もそうだった…
今日もそうでほしかった。
情事の後、先に御堂がシャワーを浴びるのは常になっていた。
そんな御堂を待つかのように智がベッドでうつ伏せ状態で御堂のいた所の温もりを感じていると、ヒヤリと冷たい物を感じ取った。
それを取って見ると、指輪だった。
それは御堂がいつもしていた指輪。
智とこういう関係になってからはしてくることがなかった。
ズボンのポケットにでも入れておいて、気付かず落としたのだろう。
「指輪かぁ……」
―俺も……―
その指輪を見て、呟きながら情事を物語るかのうよに乱雑に放置された服をみる。
指輪を見つめていると、智はあることに気付く。
(あ…何か彫ってある。)
指輪の裏にはFrom K to M と彫られてた。
「From K to M……克哉さんから……」
智はすぐにKが克哉だとわかった。
わかっていたことだけど、まだ御堂が克哉の事を忘れていない、今も想っていることを目の当たりにして、胸の中がざわつく。
そのざわつきは御堂と抱き合う度に増していく。
それが自分の中の汚い部分だなんて気付きたくなかった。
克哉さんが帰ってこなければいい…
御堂さんは俺のものになる…
何度その事が頭に浮かんだか、その度に違う!と思いその事を頭から捨て去ろうとしていた。
今もそうだ。そんな考えはしたくない。何か他の考えを…
何か……
(M………御堂さんの名前って、Mから始まるんだ。マコトとかマモルとかなのかな……?)
「俺もいつか、名前で呼びたいなぁ」
そう言いながら、再びベッドにうつ伏せになる。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
「克哉。」
「なんですか、御堂さん」
ソファーで雑誌を読んでいた克哉は、名前を呼ばれそれから目をはなす。
少し微笑むと御堂は克哉の横に座った。そして肩を抱き寄せる。
克哉は何事かと思ったけど、優しく抱き締められることが気持ちよく御堂の肩に身を任せた。
「…克哉」
また御堂は呼ぶ。
今度は恥ずかしげに。
「御堂さ……!」
克哉が名前を呼ぼうとしていたら、急に左手をとられ、薬指に冷たさを感じた。
それを見てみれば、銀色に光る指輪だった。
慌てて指輪と御堂を交互に見ると、クッと笑う御堂がいる。
「本当は渡す際のシチュエーションとか考えてはいたが、私の家で違和感なく雑誌を読んでいる君を見ていたら、そこにいるだけで幸せと思ったんだ。こうして私の隣にいてくれることの幸せ、私の心を優しく包んでくれる幸せ、いろいろ考えたが今が一番最善な時ではないのか、と……克哉、」
―私のそばにずっといてくれるか?―
克哉はその言葉にに頷き、御堂の首筋に腕を回し呟いた。
「ずっとそばにいさせてください…孝典さん」
「破れ鍋に綴じ蓋」⑦へ
*********************************
鍋蓋⑥・・・まで続いてしまいました。
私はあることに気付きました!!
タイトルが間違ってる!!
ホントは「破れ鍋に綴じ蓋」なんですが、今まで「割れ鍋に綴じ蓋」
と書いていました。。。
今から直してきま~す。
さてさて、今回は回想シーンなるもので克哉さんが久々に登場!!
しかも回想シーンのまま続いてしまってます。
後1・2話で完結予定となります。
意外と考えてたのより、グダグダと話が長くなってきました。
ご意見ご感想などあったらうれしいです。
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(拍手設置が上手くできなくてこんなになりました。。。笑)
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