ここは廻の個人ホームページ(ブログ)です。
取り扱っている作品は、鬼畜眼鏡(主に御克)・銀魂(主に沖神)・鋼錬(主にロイアイ)・純情ロマンチカ(テロ)・ダーリンは芸能人です。
鬼畜眼鏡・テロ中心に活動しています。
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純情テロリスト「最後の夜に」
最後の年の夜に
ふりかえる・・・
続きもしくは下に下がってお読みください。
年末になると皆、今年はこうだった〜とかこんなことあったな〜なんていう人が多いけど
俺は今まで過ぎたことを振り返ったことなんてなかった。
あいつに会うまでは。
今年は俺にとっていい年だった。
諦めかけてた恋
運命なんて嘘だと思ってた
受け入れてもらえるかも不安だった
だけど宮城に好きになってもらえて
宮城と一緒にいることができるようになって
一生のうちにこんな幸せが訪れるとは思ってもみなかった。
恋を諦めなくてよかった
運命は本当にあった
不安なんてもうない
宮城が隣にいて、俺に笑いかけてくれて
温もりをくれて
宮城を好きになってよかった。
「今年はある意味いい年だったな」
「宮城?」
一緒にベランダに出て夜空を見上げてたら宮城がいった。
「ある意味ってなんだよ!」
「ある意味?ある意味ってのはなー、忍に特攻をかけられた時はどうなるかと思ったが、そのお陰で忍と今こうしていられるしな」
俺の頭を撫でながら微笑んでいう。
「じゃぁ、俺のお陰だな!」
「ははは、そうだな。ほら忍寒いからもっと近くにこい」
肩を引き寄せられ、宮城の肩に身を任せる。
「宮城」
「ん?なんだ?」
「俺…宮城が好き…」
本当はもっと言いたいことがあったけど、この言葉が一番言いたかったから。
「忍、俺も好きだよ。」
一生のうちの幸せはまだまだ訪れるかもしれない。
宮城と一緒にいられるかぎり俺は幸せだから
宮城を好きになれてよかった
ゴ〜ン
「あ、年があけた」
「忍、今年もよろしくな。」
「うん、よろしく。」
今年も一緒にいられるように、これからも一緒にいられるように
その誓いのようにキスをした。
END
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「最後の夜に」を読んでいただきありがとうございました!!
小説祭・今年の最後に合わせてみました。
最後にとても短い小説になってしまいましたが、最後くらいはケンカしない2人もいいかなと思います。
小説祭にお付き合いありがとうございました!!
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(拍手設置が上手くできなくてこんなになりました。。。笑)
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